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有松整形外科

地域に根付いた医院を目指して

リハビリ医院​

(在来木造)

施工 上杉建築+菊原
 

有松整形外科(地域に根付いた医院を目指して)    在来木造 新築工事

 

歴史的街並みを残す有松地区の北側丘陵地に建つリハビリ医院である。

南側には有松天満社の杜を臨むことができ、陽当たりも良い場所に建つ。

​もともと斜面地であることもあり、隣接公道からは一段高い場所に建っているが、法面は雑木の植栽を施し将来的には天満社の杜と併せて緑あふれる施設になることを意図している。

施設建築は概して運営者・管理者視点が強く押し出され、利用者にとってはなかなか居心地の良い場所にならないことが多い。

リラックスしたなかでリハビリ訓練に向かえるよう、おおらかな構えを持つとともにシンプルで素朴な材料選択にも留意した。

室内空間だけでなく、深い庇をほどこすことでできる半屋外の軒下空間を設けた。診療行為以外でも多様な利用がイメージできる。

地域に根付いた施設の一助となることを願っている。

 

建設にあたっては、小規模ながら気持ちのこもった技能工が参集し、風通しの良い連携の中、集中して施工に望めたように思う。

 

                                              

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